「ホームページを作りたいけれど、どんな流れで進むのか、どれくらい時間がかかるのか分からない…」
初めて発注する方にとって、制作の流れが見えないのは不安なものです。何を準備すればいいのかも、最初は分かりません。
流れを知らないまま依頼すると、「思ったより時間がかかった」「何を準備すればいいか分からず止まった」ということになりがちです。
この記事では、ホームページ制作の流れを依頼から公開まで7ステップで解説します。制作期間の目安、各ステップで発注者がやること、期間を短くするコツまで、これを読めば全体像がつかめます。
結論から言うと、一般的な中小企業のホームページは、依頼から公開まで「1〜3ヶ月」・大きく7ステップで進みます。
まず全体像を早見表で確認しましょう。
| ステップ | 発注者がやること |
| ①問い合わせ・相談 | 目的・予算を伝える |
| ②ヒアリング・提案 | 要望・参考サイトを共有 |
| ③設計・見積り・契約 | 構成と見積りを確認 |
| ④原稿・素材準備 | 文章・写真・ロゴを渡す |
| ⑤デザイン・制作 | デザインを確認 |
| ⑥確認・修正 | テスト確認・修正依頼 |
| ⑦公開・運用 | 公開後の更新を続ける |
それでは、各ステップを詳しく見ていきます。
目次
まず期間の目安です。一般的な中小企業のコーポレートサイトで、依頼から公開まで1〜3ヶ月が標準的です。
ページ数が多い、予約システムなど特殊な機能がある、原稿や写真の準備に時間がかかる、といった場合は3〜5ヶ月かかることもあります。逆に、数ページの小規模なサイトなら1ヶ月程度で公開できるケースもあります。
意外に思われるかもしれませんが、期間を左右する最大の要因は発注者側の準備スピードです。原稿や写真の用意、確認の返信が遅れると、その分だけ公開も後ろにずれます。逆にいえば、準備が早ければ公開も早まります。
規模別の期間の目安は、次のとおりです。自社の規模に近いところを見てみてください。
| 規模 | ページ数 | 期間の目安 |
| 小規模 | 1〜5ページ | 約1ヶ月 |
| 中規模(コーポレート) | 5〜15ページ | 1.5〜3ヶ月 |
| 大規模(多機能・EC等) | 15ページ〜 | 3〜5ヶ月 |
あくまで目安で、素材の準備や確認のスピードによって前後します。急ぎの事情があれば、最初に相談しておきましょう。
依頼の前に、社内で次の3つを決めておくと、制作が驚くほどスムーズに進みます。
「何のためのサイトか(問い合わせ/採用/信頼)」を決めます。ここが曖昧だと、全工程がブレます。最初に固めましょう。
おおよその予算と「いつまでに公開したいか」を決めます。相場が分からなければ費用相場の記事を参考に。展示会や繁忙期など区切りがあれば、早めに伝えておきます。
誰が窓口になり、誰が最終確認するかを決めます。確認の流れが決まっていないと、各ステップで待ち時間が生まれます。
依頼から公開までの7ステップを、順番に解説します。各ステップで「制作会社がやること」と「発注者がやること」が分かれるので、自分の役割を意識しながら読んでみてください。
気になる制作会社に問い合わせます。この時点で目的・おおよその予算・希望時期を伝えられると、話がスムーズに進みます。
複数社に相談する場合は、同じ条件で伝えると比較しやすくなります。ここでの対応の速さや丁寧さは、その会社の質を見る最初の判断材料にもなります。
制作会社が課題や要望をヒアリングし、サイトの構成やデザインの方針を提案します。
ここで参考サイトを見せると、イメージが正確に伝わります。「誰に・何を伝えたいか」を共有できるほど、提案の精度が上がります。要望は遠慮せず伝えましょう。
サイト全体の構成(ワイヤーフレーム)と見積もりを確認します。見積もりは内訳が明確かをチェックし、不明点をなくしてから契約します。
「一式◯円」だけの見積もりは要注意です。何にいくらかかるのかを確認しておくと、後の追加費用トラブルを防げます。
ここが発注者の頑張りどころです。掲載する文章・写真・ロゴなどを用意します。素材がそろうほど、制作はスムーズに進みます。
原稿が書けない場合は、ライティング代行に対応する会社もあります。写真がなければ撮影や素材の用意も相談できます。早めに動き出すのがコツです。
デザイン案をもとに、実際のページを作っていきます。デザインの確認とフィードバックを都度行い、認識のズレを防ぎます。
気になる点は、この段階ではっきり伝えましょう。公開間際の大きな修正は、時間も費用もかさみます。早い段階での確認が、満足度を高めます。
公開前に、表示崩れやリンク切れがないかをテスト環境で確認します。パソコンだけでなく、スマホでの見え方も必ずチェックしましょう。
誤字や情報の誤りも、この段階で洗い出します。社内の複数人で確認すると、見落としを減らせます。
問題なければ、いよいよ公開です。ただし公開はゴールではなくスタートです。
情報を更新し続けることで、サイトは成果につながる資産に育ちます。公開直後は検索順位が安定しないこともあるので、焦らず運用を続けましょう。
同じ「制作」でも、依頼先によって流れや関わり方は少し変わります。自社に合う相手を選ぶ参考にしてください。
どこに頼むか迷う場合は制作会社の選び方を、運用まで任せたいなら月額制もあわせてご覧ください。
スムーズに進めるために、発注者側で準備しておくと良いものをまとめます。早めにそろえるほど、制作期間は短くなります。
特に原稿と写真は時間がかかりがちです。依頼を決めたら、並行して準備を始めておくと、全体がぐっと早く進みます。
「できるだけ早く公開したい」場合に効くコツは、次の3つです。
社内の確認に毎回時間がかかると、その分だけ公開は遅れます。誰がチェックして、誰が決めるかという流れを最初に決めておくと、進行がスムーズです。
デザインや実装の確認は、発注者にとって数少ない"判断の場"です。次の点を意識して確認すると、公開後の後悔を防げます。
「なんとなく良い」ではなく、目的に対して良いかで判断するのがコツです。気になる点は、遠慮せずこの段階で伝えましょう。
公開したら、更新・改善を続けることが何より大切です。作って放置されたサイトは、成果につながりません。
お知らせや実績、お役立ち記事を定期的に追加すると、検索にも強くなり、訪問者の信頼感も高まります。「動いている会社」という印象は、それだけで安心材料になります。
社内での更新が難しい場合は、運用まで任せられる制作会社や月額制サービスを選ぶと安心です。月額制の仕組みはこちらの記事をご覧ください。
お金まわりは、後でトラブルになりやすいポイントです。契約前に次の点を確認しておきましょう。
「思っていた金額と違う」を防ぐには、契約前に内訳と追加条件を確認しておくのが鉄則です。誠実な会社なら、どれも明確に説明してくれます。
初めての制作でつまずきやすいポイントを、先に知っておきましょう。
信頼できる制作会社の選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。あわせて読むと、依頼前の準備が万全になります。
ホームページは公開して終わりではなく、維持にも費用がかかります。あらかじめ知っておくと、予算計画が立てやすくなります。
「作る費用」だけでなく「維持する費用」も含めて計画しておくと安心です。月額制サービスなら、これらをまとめて月額に含められるケースが多くあります。
制作の成否は、実は発注者の関わり方にも左右されます。次の3つを意識すると、満足度の高いサイトに仕上がります。
自社の強みや想いは、発注者にしか分かりません。伝えるべきことは積極的に共有しましょう。丸投げだと、どこにでもあるありきたりなサイトになりがちです。
「なんとなく違う」では、制作側も直しようがありません。「どこを・どう変えたいか」を具体的に伝えると、修正が一度で決まり、期間も短くなります。
制作中から「公開後どう更新するか」を考えておきます。運用まで任せられる体制かを、依頼先選びの段階で確認しておくと安心です。
ホームページ制作の流れを振り返ります。
全体の流れを知っておけば、初めての制作でも迷わず進められます。TERASUは中小企業のホームページを、分かりやすい進行と、安いのに高品質な制作でサポートします。これから依頼を考えている方は、お気軽にご相談ください。
Q. 制作期間はどれくらいですか?
A. 一般的な中小企業サイトで1〜3ヶ月が目安です。規模や準備状況で前後します。
Q. 自分で準備するものは何ですか?
A. 目的・掲載情報・原稿・写真・参考サイトです。原稿や写真は代行を頼める場合もあります。
Q. 早く公開するにはどうすればいいですか?
A. 素材を先にそろえ、確認・返信を早くするのが一番効きます。
Q. 原稿が書けなくても依頼できますか?
A. ライティング代行に対応する制作会社も多いので、相談してみましょう。
Q. 公開後のサポートはありますか?
A. 会社によります。運用・更新まで任せたい場合は、その点を事前に確認しましょう。
Q. 費用はどれくらいかかりますか?
A. 依頼先や規模で幅があります。詳しくは費用相場の記事をご覧ください。