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TOP仕事を知る地元の小麦とつくる麺

小麦の畑からはじまる 地元の小麦とつくる麺

From the Field

6月の麦畑

すぐそこの畑の小麦で
この町の麺を打つために

麦野市のまわりには、昔から小麦の畑が広がっています。けれど、私たちが打つ麺の粉の多くは、遠くの産地から届いたもの。「すぐそこの畑の小麦で、この町の麺をつくれないか」。工場で出たそんな話から、近くの農家さん、となり町の製粉所と一緒に始めたのが「麦野小麦プロジェクト」です。

畑と工場が、
手をつなぐ取り組み

MuginoWheat

麦野小麦プロジェクト

地元の小麦は、育つ年によって粉の性格が変わります。たんぱく質が多い年もあれば、少ない年もある。だから毎年、畑に足を運び、刈り取った麦を製粉所で挽いてもらい、工場で何度も試し打ちをして、その年の粉にいちばん合う打ち方を探します。手間はかかるけれど、「畑の顔が見える麺」を、この町の当たり前にしたいと考えています。

  • いっしょに育てる農家さん6軒
  • 麦野の畑の広さ18ha
  • プロジェクトの年数5年目

※数字は架空のサンプルです。

Mugino Wheat Project

畑から棚までの1年

11月にまいた麦が、次の年の10月に
「麦野小麦のうどん」になるまで。
3つの場所を、順番にたどります。

01Field

麦野の畑

工場から車で8分。6軒の農家さんの畑

  1. 11月

    種をまく

    農家さんと一緒に、18haの畑に種をまきます。来年の麺は、この日から始まります。

  2. 1-2月

    麦を踏む

    霜で浮いた芽を足で踏み、根を強くします。社員も毎年、長靴をはいて参加します。

  3. 6月

    刈り取る

    梅雨の晴れ間を見はからって収穫。黄色くなった畑に、コンバインの音がひびきます。

02Mill

となり町の製粉所

刈った麦をトラックで運び、粉にしてもらう

  1. 7月

    粉に挽く

    その年の麦は、たんぱく質の量が毎年ちがいます。製粉所の方と、挽き方を相談して決めます。

この月にやること粉が届いたら、まず工場で1釜だけ打ってみます。その結果を、製粉所に電話で伝えます。

03Factory

ノビシロの工場

製造と商品開発が、同じ台で試し打ち

  1. 8-9月

    試し打ちを
    くり返す

    水の量、塩かげん、寝かせる時間。新しい粉に合う打ち方を、製造と開発で探します。

  2. 10月

    棚に並ぶ

    「麦野小麦のうどん」として、地元のスーパーの棚へ。農家さんも買いに来てくれます。

麦畑のあぜ道で穂を手に笑う社員

Field Talk

MUGINO WHEAT PROJECT

畑に通った一年

製造部・麦野小麦 試作担当早瀬入社3年目

粉になる前の小麦に、
はじめてさわった日

入社2年目の秋、麦野小麦プロジェクトの試作担当に選ばれた早瀬さん。工場の外に出て、畑と製粉所に通った1年で、何が見えるようになったのか。いっしょに試作を進めた商品開発課の木島さんが聞きました。

プロジェクトに入ったとき、
どう思いましたか?

正直、こわかったです。いつもの粉なら、どのくらい水を入れればいいか体が覚えている。でも地元の小麦は、その年に刈ってみないと性格がわからないんです。はじめて畑で麦を踏んだ日、農家さんに「この子たちは毎年ちがうから、毎年はじめましてだよ」と言われて、少し気が楽になりました。

冬の麦畑で農家さんと麦踏みをする社員

地元の小麦で打つ麺は、
なにがちがうんですか?

香りです。ゆでた瞬間に、ふわっと麦のにおいが立つ。そのかわり生地がちぎれやすくて、最初の試し打ちは半分以上が失敗でした。寝かせる時間を少しずつのばして、品質管理の宮内さんと毎日ゆでて食べて。ちょうどいい加減が見つかった朝は、ラインのみんなで小さく拍手しました。

試作室でゆでた麺を食べくらべる2人
ゆでたての麺をざるで持ち上げる社員

畑の顔が見える麺を、
この町の
当たり前にしたい

店頭に並んだ日、スーパーの売り場で、農家さんがご家族と一緒に麺を手に取っていました。「これ、うちの麦なんだよ」って。あの顔を見たら、来年もやりたいと思いました。いつかは、地元の小麦だけで打つ中華麺も。木島さん、一緒にやりましょうね。

One More Gate

もうひとつの入口から、
のぞいてみる

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