CREW 01 ── STAGE MANAGER
2020年に新卒で入社。学生時代は演劇部の裏方。いまは年間40本ほどのライブやフェスで、袖からインカムで本番を進めています。休みの日も、気づけば誰かのライブを観ています。
A.M
舞台監督2020年 新卒入社(入社6年目)


A.M の、ある土曜日
CUE 01
舞台監督として、ライブやフェスの本番の進行を仕切っています。ステージの上で起きることの最終判断をする役で、出演者の出番、舞台の転換、照明や音響のきっかけを、袖からインカムで出していきます。
本番の日は、朝の搬入から立ち会います。図面どおりに舞台が組めているか、非常口がふさがれていないかを確かめて、リハーサルで時間を計り直す。本番中に私が気にし続けるのは、予定より遅れた「押し」の時間を、お客さんに気づかれないように取り返すことです。
CUE 02
思っていたより、ずっと「書く」仕事でした。本番の数分のために、進行表を何十回も書き直します。
演劇部で裏方をしていたので、現場の空気には慣れているつもりでした。でも仕事になると、関わる人の数がまるで違います。照明さん、音響さん、警備の方、ケータリングの方。全員が同じ紙を見て同じように動けるよう、言葉をひとつずつ選ぶようになりました。
拍手が鳴った瞬間、
袖でいちばん静かに、
拳を握っている。
CUE 03
本番が「何も起きなかったように」終わった時です。実際には、ギターの弦が切れたり、出演者の到着が遅れたり、毎回なにかしら起きています。それをお客さんに見せずに、最後の曲まで届けられた時は、本当にほっとします。
終演後、出演者の方に「今日はやりやすかった」と言ってもらえると、その日の疲れが一度に抜けます。
CUE 04
失敗した人を責めずに、段取りの紙のほうを直すところです。
1年目の時、私の出したキューが1拍遅れて、照明が曲に合わなかったことがありました。翌朝、先輩は「キューは数字で言おう」とだけ言って、それがいまもチームの決まりになっています。




NEXT CREW ── 02 / 06
企画書の1行目に、Q.LASTYOUR CUE最後のキュー
入社2か月目、あなたも無線を持って袖に立ちます。
最初の「了解です」は、少し声が震えるかもしれません。